職員室の片隅から学校を眺めてみた

職員室の片隅でひっそりと過ごしながら、「ここってどーなのよ?」と思うことをギリギリまで攻めていきたいなぁ。。

いらない、電話。

「○○部あてに電話です。」と電話を回された時の面倒臭さが最近急上昇中です。
他の学校の顧問の先生とか、取引のある業者からならいいんです。

知らないところからかかってくると、とりあえず要注意です。

(実例)
事務員「コスモエージェントさんから○○部あてに電話です」
コスモエージェント(以下、コ)「お忙しいところすみません。いま1・2分だけお時間いいですか?」
私「何ですか?」
コ「いま近くの学校の○○部の顧問の先生方にお電話させていただいているのですが…」
私 (何か新しい企画でも立ち上げてるのかな…?)
コ「増えている税金への対策をお知らせしてるんです。」
私「結構です。」


ほんと、いらない営業電話多いんですよ。

こっちは忙しいので、仕事を妨害しないで欲しいです。
職場に個人宛の営業電話とかいらないので。

印刷機のデモ

「いま、昇降口付近にカラー印刷機のデモ機が来ているので、時間のある人は是非実機を見てご意見くださ〜い!」

突然職員室に声が響いた。
声を発した人が、怒らせると(声の大きさ・本人の持つスキルなどの)色んな意味で面倒な人なので、気を利かせた何人かが生贄にされて説明を聞かされ、意見を求められていた。

しかし、冷静に考えて、そんな装置は必要ない。
さらに言うなら、予算規模的に1台しか導入できないが、修理が必要になったらどうするのか。
メンテナンス等の使い勝手を考えるなら複数台導入は必須だが、そんなことはできないわけで。

単なる自分の趣味に、人を巻き込むのはやめてほしい。

ヤバさ75%の哲学系社会運動家

今週のお題「思い出の先生」らしいですね。


ということで、これに便乗して、割と思い出に残っているヤバい人を紹介してみよう!


特徴① 教科とか関係ない

教科とか関係なく、哲学的で、かつ自分の世界だけで生きてます。

口を開くと、「アメリカは悪だ!」 「日本はアメリカの言いなりだから、いつまで経ってもだめなんだ!」 「そんなダメな教員ばっかりだから、学校が良くならないんだ!」 「そんなんだから、お前ら(生徒)は成長しないんだ!」...etc.

この調子で、授業だろうが放課後だろうが一切御構いなし。相手を見つけては怒鳴り散らすんですよね。

しかも、一回捕まると、場所を移動しても話しながら着いてくる。

ストーカーかよ! という状態ですね。


特徴② 妙なことに自信を持っていて、そこしかやらない

この人の場合、得意分野は哲学と(被害妄想を含む)戦争史でした。

本来の科目とは全く関係なく、授業でも休み時間でも、これです。

相手が聞いているかいないかも関係ない。

とにかく、俺の哲学を聞き、共感し、その通りに行動しろ!! と主張し続ける。

面倒臭いことこの上ない。

特徴③ 敵と味方を明確に分け、敵を排除しようとする

とにかく相手を選ばず哲学を主張し続け、一度でも頷いてくれようものなら、洗脳しようとでもしているのか、何時間でも話を続ける。そうなると、この餌食になるのは聞き上手の女性と若手、一部の生徒だ。

そして、味方になってくれない相手には、「あいつは俺の敵だ!」「あいつに同調する奴も敵だ!」と(本当に)主張しちゃう。

しかも、これは職員室に留まらない。ひどい時は、授業でもこの話だ。はっきり言って意味不明である。

むしろ生徒の方が達観していて、「あ〜あ、また始まったな」と思いながら聞いているが、反面では試験範囲が狭くなるので喜んでもいる。入試に関わる科目なら、まだ問題になって進退問題になったかも知れないが、入試に関わることは絶対にない教科・科目だからこそ、こんな人が放置されたんだと思う。本当かどうかは定かではないが、学期の間ずっとこの調子で、生徒曰く「20分しか試験範囲をやってない」学期もあったとかなかったとか。


まとめ

リアルガキ大将みたいな面倒臭い人

とりあえず開設報告。

色々思いながら、普通の日で12時間くらい学校で仕事をする日々。しかも、休憩とか言う概念もなく、仕事をするしかない。ついでに言えば、教員は残業代とかそういう概念ないんですよ。何時間残業しても、残業代0円です。残業代申請するとか、基本給より残業代が多いとか、そういう明細欲しいです。

そんな中、悶々としながらも、ストレスがたまって来る中「これって、ギリギリアウトなラインまで公開しちゃったほうが面白いんじゃないの?」というひらめきが。

ということで、とりあえず開設してみました。

基本方針「ギリギリアウトなラインで限りなく実話に近い形で現実を載せる」

もう、そのままですが。

ぎりぎりセーフなラインで書いても、いまいち現実が伝わらない気がするんですよね。

なので、全国のどこかにある高校で起きた実話風のドキュメンタリーだと思って読んでいただけるといいかな、と。

個人が特定されるのは、たぶん私よりも掲載されちゃった人にダメージが大きいので、そこだけはわからないように実話風にデフォルメしたいと思いますが、書かないのはそこだけです。

その辺がギリギリアウトと完全アウトの境目だと思っています。

ということで、可能な限りがんばって現実をお知らせしたいと思います。